Special Message

技術部長より

人事と当社の技術部長との対談を行いました。「商社なのになぜ?技術部があるの」など、学生の皆さんが疑問に思っていることを人事が代わりに聞いてきました。北浜製作所・技術部のことをより深く知ってもらえれば嬉しいです。

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      山本(人事)
      今回、学生の皆さんが疑問に思っていることを代弁して質問しますので、感じるままにお答え下さい。よろしくお願いします。
      山本(人事)
      商社である当社の技術部はどんな仕事をしているのでしょうか?
      山根(技術)
      商社なのに“技術”があることを不思議に思うかもしれませんね。当社の技術部は大きく分けて2つの部門があります。1つは、専門商社として販売した装置や機器を点検・修理などのメンテナンスを行う部門(サービス部隊)です。お客さまが長期間、安心して装置や機器を使用されるために、何かが起こった時にすぐに駆けつけ、すぐに治してくれる、言わば「町医者」的な役割だと思います。
      もう1つは、ものづくりに関係する部門(エンジニアリング部隊・システム開発部隊)です。当社は商社ですので多くは仕入先(専業メーカー)である装置や機器を提案するのですが、お客さまの抱えているニーズや課題によっては、仕入先の装置や機器を提案出来ない場合もあります。そういう時には当社で代わりになる装置や機器を提案できる仕組みを持っています。お客さまの要望に合わせ、新しいものを製作するため、この仕事にはコミュニケーション力や提案力が大切ですね。ただお客さまの秘密事項もありますので、ここでお話はできないですが、面白いものをいろいろ作っていますよ。

    • 山本(人事)
      技術部の仕事の面白さ、やりがいはどこでしょうか?
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      山根(技術)
      サービス部隊は、装置や機器の故障を修理対応することで、今まで困っていたお客さまが喜んでいただけるところに嬉しさとやりがいを感じます。装置や機器が故障したため、仕事が進まずに困っているお客さまが笑顔になれる仕事というのは良いものです。
      また、エンジニアリング・システム開発部隊では、お客さまが取組んでおられる重要な機能や最先端技術に当社が関われることが面白いところですね。特に、世の中に無い物を創るって面白いですよ。どうすればお客さまのやりたいことを実現できるのか…色んなアイデアを出して、それを形にしてお客さまに「頼んでよかった」「助かったよ」と言って貰えた時こそ大きなやりがいを感じます。


    • 山本(人事)
      逆に技術部の仕事の難しさはどこでしょうか?
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      山根(技術)
      サービス部隊は、今まで経験のない、或いは予測できなかった装置や機器のトラブルが発生することがあります。その場合は、どう対策すればよいのかを考えるのが難しく、時間もかかってしまいます。しかし、その時は個々人のスキルアップの場と捉え、サービス部隊や技術部のいろいろな人からアドバイスやサポートして貰いながら乗り越えています。やはり「経験がものを言う」と実感することがあります。
      エンジニアリング・システム開発部隊では、仕事の面白さと半面、お客さまのご要望やご要求に対して、創造を現実にする絵を作る時が難しいところでしょうか。特に、ヒアリングの力と製品開発力が重要ですね。お客さまの話を正確にヒアリング出来ないと要望が満たせず良い仕事が出来ません。新しい装置や機器など前例のない物を作り上げていきますので完成した装置や機器がお客さまへ納入した際に、設計通りに動かないと言ったトラブルも起こります。やはり一から物を作ることは難しいですが、その苦労の分だけ達成感もあり、素晴らしい仕事だと感じています。

    • 山本(人事)
      山根部長から見て、技術部では、どんな人が活躍していますか?
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      山根(技術)
      やはり“技術”部隊ですので、スキル面で言えば技術の基礎知識を持っているメンバーになりますね。その中でエンジニアリング・システム開発部隊については、長年営業を経験した上で技術部に移って来たメンバーも活躍しています。営業活動を通じてお客さまのいろいろな夢やニーズなどを聞いていくうちに、お客さまのやりたいことを形にできる装置や機器を作ってみたいと感じるようになることも大いにあるでしょう。そう言う意味では、営業で培ったコミュニケーション能力と提案力を発揮できる舞台なのだと思っています。

    • 山本(人事)
      現在、部下を管理する立場にいらっしゃいますが、どんな人(部下)と一緒に働きたいと思いますか?
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      山根(技術)
      真面目で元気で明るい人と働きたいですね。技術部の仕事は専門的な知識や経験が必要ですのでコツコツと努力することが求められます。また、サービス部隊もエンジニアリング・システム開発部隊もお客さまと接する機会が多いので、お客さまから「北浜製作所の技術部は感じがいいね」と言って頂けるように対応しています。

    • 山本(人事)
      技術部ではどんなスキルや資格が必要ですか?
      山根(技術)
      必須の資格などはありませんが、技術の基礎知識があれば問題ありませんが、電気・機械・化学・ソフトの知識が何かあればより一層いいですね。ただし、入社後に研修や講習会等で資格を取得する機会もありますので心配は不要です。「好きこそ物の上手なれ」と言うように興味を持って何事にも積極的に取り組めれば大きく成長します。また、仕事というのは個人ではなくチームで進めていきますので色んな人に教えて貰いながら成長していきます。当然、先輩はしっかりと教えてくれますよ。

    • 山本(人事)
      技術部の1日の仕事の流れはどのようなものですか?
      山根(技術)
      サービス部隊は、営業より依頼された点検、修理などメンテナンスの計画スケジュールに基づいて仕事を行っています。お客さまの都合によって予定は違いますが、朝一番からお客さまを訪問し夕刻に帰社します。その後は修理に必要な部品の手配や作業報告書等を作成しています。
      エンジニアリング・システム開発部隊は、作業工程によって予定は大きく違ってきます。お客さまとの打ち合わせに外出することもありますし、社内で設計を行うこともあります。いずれにしても予定は事前に立てて、それに従って計画的に仕事を進めています。個々人で行う業務についてはスケジュールを自己管理し効率良く進めていきます。

  • 山本(人事)
    それでは最後に、就活生へメッセージをお願いします。
    山根(技術)
    最初にお話しました通り、商社の技術部門は珍しいかもしれません。しかし、お客さまと距離が近い商社の技術部だからこそできる仕事がたくさんあります。当社の仕事は非常に自己成長が感じられるますので、ぜひ当社で一緒に働きましょう。会社は自分たちで創るものだと思います。これから一緒に北浜製作所の歴史を刻んでいきましょう。

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